週末とペーパーNo.14補完SS。

週末とペーパーNo.14補完SS。
何かワタワタしたまま週末です・汗。
拍手レス止まっていてスミマセン〜。
通販も休止しっぱなしなんですが、先日の新刊が少しだけ残ったんで、ページ編集したら再開します。が、多分ご連絡とかは22日以降になるかと思います(^^;)。
スパークの原稿が落ち着いてから・・・。まだ終わってません○| ̄|_
アニハガの感想も書きたい・・・!
(さくっと言うなら、今期の横たわる兄さんはエロい(笑)ってのと、新OPは次回からと思っていたから意表を突かれた(笑)と、謎の総集編?回顧録するよりは前半端折った部分に使ってほしかった(炭坑とかトレインジャックとか軍部祭とか!)が、ちょっとヒューズさんで懐かしさを感じて感慨深かったり)かな、とか。

さておき。
一先ず最近の恒例(笑)、ペーパーNo.14と新刊の補完SSを置き去りにしますのでお持ちの方楽しんで頂ければ〜。


画像。
ネタに買った(笑)鋼のバスボール?
中にキャラクターがランダムに5種入っているんですが、薔薇の香りに包まれて現れたのは増田さんでした(笑)。

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※ペーパーNo.14と新刊ALICEにリンクしたSSです。



『オレって大事な人・・・?』
どうしても気になって訊いたのが三年前。
男は笑って、ただ、口付けを落とした。


「あー、疲れた!」
仮装行列もとい仮装パレードから戻って一目散にシャツとパンツに着替えた。
三年前も背格好が似ているからと疑われ、後日無理矢理女性事務官達に着せられた(ハートの女王の命令だったらしい)。再び着る事になろうとは。

「もう着替えてしまうのか。勿体無い」
そう言いながらも自身の飾り耳を外した男が近寄ってきた。
「ホント何でオレなんだよ!」
「投票だと言ったろう?」
しれっと言うが、日頃の行いかどうにもこうにも信用ならない。
そもそも全ての発端はこの男なのだ。
「・・・何か隠してんだろ?」
仕事以外は無駄に多くを喋る男が端的なのがやはり怪しい。
「私は事実しか言わないよ」
ニコリ。
「・・・」
やはり嫌な予感がした。


翌日。

「あんの無能ーーー!」

嫌な予感的中。
今朝の新聞には昨日のハロウィンパレードの記事が掲載されていた。
不本意ながら写真も載っていたが、それは構わない、と言うか仕方ない。毎年記事になる事は知っていたから(だから嫌だったとも言う)。
しかし問題なのはその記事の下のインタビュー。
軍部のハロウィン企画についてのその記事、マイクを向けられていたのはロイだった。


『---・・・ハロウィン企画は三年前に始まりましたが、例年好評で今年も大盛況になると予想しています。最初に苦労された事などありますか?』
『そうだね。あの時は初回でどうかな?と手探りで開催したけれど、市民の皆さんが大いに盛り上げてくれてとても感謝したのを覚えている。こうして好評のまま続けて来られているのは偏に皆さんのおかげで。繋がりがとても強い事に嬉しく思うよ』
『---初回と言えば今や伝説にもなっている市内逃走劇(笑)は大変だったんじゃないですか?』
『あぁ(苦笑)。女性に追いかけられるのは悪くないが、あれはもう勘弁願いたいね(笑)』
『---(笑)。大分走り回られてましたもんね(笑)。所であの時のアリスが一体誰だったのか、今も皆さん気になっていらっしゃるようなんですが』
『今も?・・・そうだな、・・・・・・近い内にアリスを御披露目しようかな?』
『---本当ですか!?その方はもしかしてマスタング少将の恋人・・・?!』
『想像にお任せするよ。照れ屋でね。余り言うと怒られる(笑)。そこが可愛いんだがね』
『---はー(溜め息)。そんな顔をされる(誌面でお見せ出来なくて残念ですがとても素敵な笑顔をしていらっしゃいます)と言うことは、大切な人なんですね』
『あぁ。・・・本当、とても大事な人だよ』
『---ありがとうございました。と言うよりごちそうさまでした(笑)』


《思わぬ所でマスタング少将の恋人と思われる存在の情報をキャッチ!
昨日のハロウィン、あなたの近くのアリスに扮した誰かがマスタング少将の秘密の恋人本人だったのかも!?》

▲インタビュー(28.October)


そんな記事を読んだアリスは怒りに震え、しかし『事実しか言わない』と言うセリフを思い出して今度は羞恥に震えた。

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