復活して参りました&SS。

復活して参りました&SS。
やっと声が完全復活しました! 長かった!
まだ咳は出るんですが、オカマ声(笑)からは脱出。
声でなかった反動でカラオケ行きたい気分です(笑)。
胃もやっと回復に。三日連続でうどん食べてましたが(笑)。
(画像は卵とじ明太子うどん。見た目に反して(笑)美味しかった)

何か先日の東京シティに参加されてた方が結構体調不調になられたようで(^^;)
心配です・・・。
あの日何が!?と思いつつ・・・。
自分の場合はイベント明けで緊張が途切れただけだと思いますが(笑)。

しつこいようですが(苦笑)嬉しかったので度々の御礼ですが。偶然のタイミングもあったと思いますがメッセージ下さった方ありがとうございました!
体調崩したのと仕事の〆切が被ったり、そんな中で人事がゴタゴタしていて「えぇー?」な状態だったのですが(^_^;)、活力でした(>_<) レスは改めてさせて下さいませ!

ありがとうございます、のSSでも〜。
風邪ネタを折角なので使います(笑)。
何となく45題『一人』にしようかな、な。
非常にベタな話ですが(笑)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

喉が痛い。
頭も痛いし、胃腸の調子も良くない。
全体的に身体も痛くて、悪寒が走る。

「風邪か・・・」
ここの所忙殺されて禄に睡眠も食事も取れず、更に寒暖の差が激しく夜は冷え込んだものだが、疲れたと昨夜少しだけソファで仮眠を取ったのがまずかったか。
声に出したら余計悪化しそうで嫌だったが、認めてしまえ、と身体の方が訴えている。
ズルズルと執務机に沈むが、その動きすら節々が痛んで怠い。
完全に熱が出ているだろうが、これもこれ、体温計で数値を見てしまうと途端にしんどくなる気がする。
「はぁ・・・」

コンコン。

思わず溜息を付くと、小さなノックが響いた。
「・・・仕事は待ってくれない、か」
でも大分処理をしたので、もう良いんじゃないか?などと、自分の中で勝手に許可を得ようとする。
が。現実はそうもいかない。
緩慢な動作で椅子に座り直し、入室を許可する。
「入れ」
「・・・あ、起きてた」
「・・・鋼の」
ひょこりと覗かせた顔は久しく見ていない少年だった。
自然、状態を忘れて口元に笑みが浮かぶ。
「久しぶりだな。起きてた、とは何のことだい?」
「や、ここに来る途中、中尉に会って。アンタ忙殺されてたっつーから」
今日非番の筈の副官に駅前で会った事を言いながら、トコトコと机に寄って来て、バサリと報告書を置いた。
「しばらくこっち居るし、急がねーから」
「そうか。悪いがそうさせて貰うよ」
いつもだったらすぐに手に取って見る所だが、残念ながら先に終えなければいけない書類がある。両方をこなす気力が情けない事に残っていない。
「・・・? 何かアンタ顔色悪くねぇ?」
逆光で最初分からなかったけど、とエドワードが訝しげな表情をして机のこちら側に回り込んで来た。
「少々寝不足でね」
「・・・そうか?」
旅から旅を重ねている少年に風邪をうつすわけにはいかないと気付かれないように顔を僅かに逸らした。
「心配してくれるのかね?」
「ば、んな訳ねーだろ。ったく偉そうに人に寝ろ寝ろ言ってねーで、ちゃっちゃと仕事終わらせて寝ろよ。若くねーんだから」
エドワードはまだ疑り深い表情をしていたが、からかい混じりに言うと、案の定言葉に乗って憎まれ口を返してきてくれた。
それにホッとして。
「酷いね。あぁ、資料室に新しい文献が入ったから、しばらくこちらに居るなら攻略してくると言い」
「マジ?!」
ほら、と鍵を差し出すと、子供は素直に受け取った。
「まだしばらく仕事が立て込むから、鍵はハボックに返しておいてくれたまえ」
「おう」
じゃ、とクルリと踵を返してエドワードは退室した。
「・・・・・・・・・・良かった」
再びだらしなく椅子に深く沈み、ほぅと息を吐いた。
うつしたくないのは勿論の事、勘が良い子供は、人の機微にも聡い。
口では何だかんだ言っても心配させてしまうだろう、とそれが気になっていたので、安心する。
そうして、今日中の書類に手を掛けた。
「これが終われば・・・休みを取ろう」
のろのろと重い腕を動かした。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
長くなったので(^_^;)、すみませんが続きはまた(>_<)

name
email
url
comment